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保湿のしすぎは逆効果?適切な保湿ケアを詳しく解説

保湿のしすぎは逆効果?適切な保湿ケアを詳しく解説

冬の肌の乾燥対策のために、保湿ケアに力を入れている方は多いのではないでしょうか。しかし、保湿のしすぎは逆に肌トラブルを招く要因となることをご存じですか?

本記事では、保湿のしすぎによって起こり得る肌トラブルと、どれくらいの保湿が肌にとって適切なのか解説します。



この記事は約6分で読み終わります。

どれくらいが正解?保湿のしすぎが良くない理由とは


肌を乾燥から守るには、保湿ケアが大切です。しかし、保湿をしすぎることは、肌に良くありません。下記では、過度な保湿で起こる肌トラブルの例や保湿ケアの本来の目的をご紹介します。

保湿のしすぎは肌トラブルを招く

乾燥を防ぐために保湿ケアは必要ではあるものの、保湿のしすぎは肌トラブルにつながる場合があります。

肌が過度に保湿されていると、肌そのものがもつ保湿機能が低下してしまい、肌が過敏になったり、肌トラブルが起きやすい状態になったりする恐れがあるためです。

よく「化粧水はたっぷりと肌に付けるのがよい」といわれますが、化粧水を肌につけすぎるのはおすすめできません。化粧水で大量の水分を補給すると、肌の水分と油分のバランスが崩れて肌の乾燥が悪化する可能性もあります。

乳液についても同様で、つけすぎると毛穴詰まりを引き起こし、ニキビの原因となりかねません。特に皮脂分泌が活発な脂性肌の方は、油分が多いスキンケア用品を使用することで油分過多になり、肌トラブルが生じやすくなる可能性があるため注意しましょう。

本来の肌の力を引き出すには適切な保湿ケアが重要

本来、肌にはうるおいを保つための機能が十分に備わっています。そのため、スキンケア用品で過度に保湿する必要はありません。

保湿ケアで目指すのは、本来の肌の力を発揮できるように肌環境を整えることです。ただ単に、肌にたっぷりと水分や油分を補うことが保湿ケアではないので注意しましょう。

また、肌の状態は、環境や加齢とともに変化します。高温多湿の環境では、肌が乾燥しにくいですが、気温が低くて空気が乾燥した状況下では肌が乾燥してうるおい不足となりやすいです。

また、年齢を重ねることで、肌が乾燥しやすくなったり、毛穴の開きなどのトラブルが気になったりすることもあるため、自分の肌の状態や肌タイプに応じた保湿ケアをすることが大切です。具体的な方法を次にご紹介しますので、参考にしてみてください。

 

 

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これはNG!肌の保湿に逆効果なスキンケア


肌に良いと思って習慣にしているスキンケアが、実は肌にとって負担になっていることもあります。思い当たる点があれば自身のスキンケアを見直してみましょう。

ゴシゴシと肌を洗う

「メイクをしっかりと落としたい」「汚れをきちんと落としたい」という気持ちから、つい力を入れて洗ってしまいがちです。しかし、クレンジングや洗顔時にゴシゴシと洗うと、肌にダメージを与えて保湿力の低下につながってしまいます。

なぜなら、ゴシゴシとこする行為は、肌への刺激となり、肌の表面の角層を傷つけてしまうからです。角層には皮膚のバリア機能が備わっており、肌を外部の刺激から守ったり、肌のうるおいが逃げないように保護したりしています。

つまり、肌の保湿機能で重要な役割を担っているのが、皮膚の角層です。ゴシゴシと洗うことで角層が傷ついて皮膚のバリア機能が弱まると、肌のうるおいを閉じ込めておくことが難しくなります。

加えて、洗浄力の高いクレンジングや洗顔料を使ったり、肌を洗いすぎたりしてしまうと、肌のうるおいに必要な皮脂まで落としてしまい、肌が乾燥しやすくなります。

肌をきちんと保湿したいなら、洗顔の段階から肌を刺激しないように、また皮脂を落としすぎないように注意することが大切です。

保湿剤の使用量が多い

化粧水や乳液などのスキンケア用品の推奨量を超えた使用は、皮膚のバリア機能の低下につながります。

配合されている成分やテクスチャーなどによって、それぞれの製品に適切な使用量が定められているため、使用量を守るのがおすすめです。

特に乳液やクリームなどの油分が多いスキンケア用品は、肌の保湿力を高めてくれるアイテムですが、使いすぎると肌トラブルの元となることがあります。皮膚のべたつきはもちろん、毛穴がふさがれることで炎症が起きたり、ニキビの原因となったりするケースもあるので注意しましょう。

化粧水や乳液、クリームを肌の保湿に使用する際は、いずれもメーカーが推奨する使用量を守ることが大切です。しかし、使用量を守って塗るだけだと、目の周りがカサつく、口元がしわっぽくなるなど、乾燥が気になる部分も出てくるかもしれません。

そんな場合は、乾燥が気になる部分に重ね塗りをするなどして、肌の状態に合わせて使うとよいでしょう。

 

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正しい保湿ケアの方法


保湿ケアは大切とはいえ、やりすぎはマイナスになってしまいます。また、いくらきちんと保湿ケアを行っても、洗顔の仕方に問題があると、乾燥などの肌トラブルが生じるかもしれません。

正しい保湿ケアの方法を確認して、毎日のスキンケアで実践していきましょう。

肌に刺激を与えないよう洗顔をする

先ほど述べたように、メイクや汚れはしっかりと落とすものの、肌のうるおいに必要な皮脂を落としすぎないようにすることが大切です。

洗顔の際は、手で汚れをこすり落とすのではなく、洗顔料の泡で汚れを浮かせるようにして洗っていきます。洗顔料は泡立ちのよいものを選び、しっかりと泡立てましょう。

しっかりと泡立てたら、泡をつぶさないようにして顔全体に広げて、やさしく洗います。肌に直接手を触れることのないように、泡をクッションにして洗いましょう。

すすぎは、お湯ではなくぬるま湯を使用し、洗顔料が残らないようにしっかりと洗い流します。熱いお湯だと肌に刺激となり、また皮脂を落としすぎてしまうので注意しましょう。

洗顔後のタオルドライも、タオルでゴシゴシとこすらないようにします。肌にタオルをやさしく押し当てるようにして、水分を拭き取っていきましょう。

洗顔後はすぐに保湿を心がける

洗顔後は、肌の水分が飛んでいきやすい状態にあり、保湿せずにいると肌が乾燥してしまいます。洗顔後にタオルドライをしたら、できるだけ早く保湿ケアを行いましょう。

まずは化粧水を肌全体に付けて、肌に水分を補給します。その後、乳液やクリームで油分を補いましょう。

美容液を使用する場合は、一般的に化粧水の後、乳液やクリームを使用する前に使います。ただし、化粧水の前に使用する「導入美容液」などもあるので、パッケージに記載されている使用方法を確認して使いましょう。

化粧水や乳液を肌に付ける際にコットンを使うと、コットンの繊維が肌に刺激となることもあります。肌のためには、コットンを使用せず清潔な手に直接取って、肌になじませるのがおすすめです。

適量を守る

スキンケア用品によって使用している成分やテクスチャーが異なるため、適切な使用量も異なります。そのため、基本的にはパッケージに記載されている使用量を使いましょう。

保湿しすぎると皮膚のバリア機能の低下、またそれに伴う肌トラブルにつながります。皮膚の機能をサポートするには、決められた使用量を守ることが大切です。

肌の乾燥やシワ、ハリが気になると、つい「たっぷりと保湿したほうが安心」という気持ちになるかもしれません。しかし、気になるところは重ね付けする程度にとどめ、過度に使用するのは避けましょう。

 

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まとめ

保湿のしすぎは皮膚のバリア機能の低下につながり、肌トラブルを引き起こす要因となります。スキンケア用品はたっぷりと使えばよいというものではありません。基本的には、パッケージに記載されている使用量を守ることが大切です。
適切な量を守ることで、肌のコンディションが整い、肌が本来の力を発揮できるようになるでしょう。

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肌にやさしいスキンケアシリーズ【ユースキン シソラ】

 
バリア機能が低下しがちな敏感肌におすすめなのが、ユースキン シソラです。昔からさまざまな機能があることが知られている“しそ”のうるおす力に着目して開発したのがシソラ。肌をうるおし、肌荒れを防ぐ低刺激性スキンケアシリーズなので、ピリピリ刺激を受けやすい敏感肌にもお使いいただけます。

シソラシリーズは「洗う」「うるおす」「守る」の3タイプ。「洗う」タイプには、肌のうるおいをまもってやさしく洗い上げるボディシャンプーと洗顔にぴったりのソープの2種、「うるおす」タイプには、顔やからだの保湿におすすめのクリームとローションの2種があり、チューブ・ポンプ・ボトルタイプから選べます。そして「守る」タイプには、毎日の紫外線から肌を守るUVミルクがあります。すべての製品が、無香料・無着色・低刺激処方です。

詳しくは、ユースキン シソラ ブランドサイトで。



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