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夏の肌荒れに要注意!汗や紫外線だけじゃない肌荒れの原因とは?

夏の肌荒れに要注意!汗や紫外線だけじゃない肌荒れの原因とは?

「夏になるといつも肌が荒れる」と悩む方もいるのではないでしょうか。気温が高くなる夏は、強い紫外線が皮膚のバリア機能にダメージを与えたり、多量の汗が皮膚を刺激したりするため、肌トラブルに悩む方も少なくありません。
この記事は、夏に肌が荒れる具体的な原因と対処法、スキンケアのポイントを解説します。また、すぐに実践できる夏の過ごし方も紹介します。
記事公開日:2022年5月19日( 更新日:2025年5月28日)


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夏に気を付けたい肌荒れ

夏になると紫外線や汗、冷房などの影響を受けて、見た目以上に肌に負担がかかり、肌荒れを起こす可能性があります。ここでは、夏に気を付けるべき肌荒れの症状を紹介します。

インナードライ

汗などで肌がしっとりしているように感じても、実は肌の内側が乾燥していることがあります。この状態はインナードライと呼ばれ、夏に起こりやすい皮膚の状態のひとつとされています。肌の乾燥といえば空気が乾燥している冬を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は夏でも注意が必要です。

例えば、冷房の効いている部屋で長時間過ごすと、肌の水分が奪われてしまいます。また、紫外線や汗による刺激でも肌の水分が失われます。肌の水分が失われると乾燥を補おうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。

その結果、肌表面はベタついているのに、内側は乾燥しているという状態が生じやすくなるのです。

ニキビや吹き出物の発生

夏になると、ニキビや吹き出物にも注意が必要です。高温多湿の環境下で過ごす機会が増えると肌の表面温度が上昇し、皮脂の分泌が活発になり毛穴が詰まりやすくなるのです。そこにアクネ菌が繁殖すると、炎症を起こしてニキビや吹き出物ができやすくなります。

また、紫外線によって肌に炎症が起こると、すでにあるニキビが悪化する恐れがあります。さらに、ニキビの部分に紫外線があたると、炎症後の色素沈着を引き起こす可能性があるため、注意しましょう。

肌のかゆみ

夏は紫外線や冷房などの影響で、皮膚のバリア機能が低下しやすくなります。皮膚のバリア機能が損なわれると、外部からの刺激に敏感になり、肌のかゆみを引き起こしやすくなります。

ほこりや花粉、化粧品の成分など、わずかな刺激にも反応しやすくなり、赤みやかゆみなどの不快な症状を引き起こすことがあります。

 

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夏に肌が荒れる原因

肌荒れの適切な対処・予防をするには、なぜ肌荒れが起きているのかを正しく知る必要があります。この項目では、夏特有の肌荒れの原因について紹介します。

紫外線

肌の表面には皮膚のバリア機能が備わっています。皮膚のバリア機能には、外部刺激から体を守り、肌の水分を保つなどの役割があるのです。

ところが、紫外線を過度に浴びると、皮膚のバリア機能が低下しやすくなります。その結果、皮膚の水分を保持できなくなり、肌の乾燥を引き起こしてしまうのです。

肌が乾燥すると、うるおいを守ろうと皮脂が余分に分泌され、ニキビになる可能性が高くなります。また、紫外線によるダメージは、肌荒れだけではなくシミやそばかす、しわ、たるみなどの肌トラブルにつながるため、夏場は入念に紫外線対策をする必要があります。

皮膚に付着した汗は、体温調節のために蒸発しますが、同時に肌のうるおいも奪ってしまいます。そのため肌が乾燥し、外部刺激を受けやすい状態になります。

また、汗には塩分やアンモニアなどの肌に刺激となる成分がごく少量含まれているため、蒸発後に残った成分が肌荒れを招いてしまうことも。汗をかいたままでいると肌の乾燥が進んでしまい、その結果、ニキビやかゆみといった肌トラブルへとつながりやすいのです。

冷たい食べ物や飲み物

特に暑い日は、冷たい飲み物や食べ物がおいしく感じますよね。冷たいものは気分をスッキリさせてくれますが、摂り過ぎると体を冷やす原因となるため、注意しましょう。

体を冷やしてしまうと血流が滞ってしまい、必要な栄養素や酸素が行き届かなくなる可能性があります。これにより血中の酸素量や皮膚の新陳代謝が低下し、皮膚のターンオーバーが乱れてしまいます。

ターンオーバーとは、肌の細胞が生まれ変わること。約28日のサイクルで肌を健やかな状態に保ってくれます。このターンオーバーのサイクルに乱れがあると、ニキビや吹き出物などの肌荒れを引き起こしてしまうことがあります。

飲み物は常温やホットで飲んだり、温かいスープや料理を食べたりして、体の冷えを防ぐことが大切です。

冷房

冷房の効いた部屋は、湿度も下がっている可能性が高いです。蒸し暑い夏は冷房の部屋が心地よく感じますが、湿度が低下しているため、皮膚のうるおいが奪われて、肌が乾燥しやすくなります。

また、体が冷えて血行不良を感じたら、蒸しタオルを使って血行促進をしましょう。タオルを水で濡らし、電子レンジで約40秒程度、適温になるまで温めます。ちょうど良い温度になったらタオルを肌にのせましょう。タオルを開いて、熱すぎないことを確認してから肌にのせましょう。

冷房が効き過ぎている施設もあるため、外出時には体を冷やさないようにカーディガンなどを持ち歩くのがおすすめです。

間違ったスキンケア

湿気によって肌がベタベタしやすい夏の時期は、化粧水だけ付けて「乳液やクリームは省く」という方もいるのではないでしょうか。しかし、化粧水や美容液などの水分だけでは、時間が経つにつれてうるおいが失われていきます。

乳液やクリームは水分が逃げないよう肌にフタをする役割も担っているため、乾燥しやすい方は夏でも使うようにしましょう。

また、洗顔の際にも注意が必要です。夏は肌のベタつきを落とそうと、洗浄力の高い洗顔料を使ったり、何度も洗顔したりしがちですが、かえって肌に必要なうるおいや皮膚のバリア機能に悪影響を与えてしまいます。

洗い方や拭き方もゴシゴシと強く肌をこするのは控えましょう。その摩擦が皮膚のバリア機能を壊してしまい、肌の乾燥を招いてしまいます。洗顔後はタオルを肌に軽く押し当てるようにして、水分を吸わせましょう。

 

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夏は特に気を付けたい!マスクによる肌荒れ

マスクを使用することで、肌荒れに悩む方もいるのではないでしょうか。

この項目では、夏に注意したいマスクによる肌荒れについて解説します。

マスクの中は蒸れやすい

マスクによる肌荒れの原因のひとつは、マスクの中で生じる蒸れです。長時間マスクを着用することで、マスクの中は高温多湿の状態になります。

乾燥を防ぐためには問題ないように感じますが、肌にとって良い環境とはいえません。過剰な湿気により皮膚がふやけてしまい、皮膚のバリア機能の低下を引き起こします。

また、マスクの中は通気性が悪いため、汗をかきやすい状態です。そのまま放置すると汗の成分が毛穴につまり、肌荒れにつながってしまうこともあります。

つけ外しによる摩擦も生じる

マスクのつけ外しによる「摩擦」も、肌荒れの原因になるケースがあります。着替え、食事、運転中など、日常生活の中でのマスクのつけ外しによって、皮膚は刺激を受け続け、肌は少しずつダメージを受けてしまいます。マスクによって皮膚の表面が蒸れ、皮膚のバリア機能が低下していれば、さらに炎症は起きやすくなるでしょう。

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夏の肌荒れを防ぐ!スキンケアのポイント

夏の肌荒れを防ぐためにも、スキンケアの見直しをしてみましょう。先述した通り、夏は紫外線やかき過ぎた汗によって肌が荒れやすい状態です。季節に合わせたスキンケアを行うことで、肌荒れを防げるでしょう。

洗顔を正しいやり方で行う

毎日の洗顔は、肌を乾燥から守る正しいやり方で行いましょう。夏は汚れをしっかり落とそうとして、ついゴシゴシ洗ってしまいがちですが、逆に肌のうるおいを保つための皮脂を落とし過ぎてしまいます。

顔を洗う際は、洗顔料をクッションのように泡立てるのがポイントです。石けんや洗顔料をたっぷりと泡立てた後は、顔全体をやさしく包み込むように洗います。毛穴汚れが起こりやすい部分やベタつきが気になる部分は、指の腹を使って円を描くように動かすのがコツです。うるおいを残しつつ、汚れを落としていきましょう。

また、洗い残しがあると、肌の表面に残った成分が刺激となり、肌荒れが起こりやすくなります。洗顔のし過ぎは良くありませんが、きちんと洗い流せているかどうか、しっかり鏡で確認するのを習慣化しましょう。

保湿を欠かさない

夏はこまめな保湿が重要です。化粧水で水分を補ったら必ず乳液やクリームを付けて、水分と油分のバランスを整えましょう。特に洗顔後はすぐに肌が乾燥してしまうため、素早く保湿をすることが大切です。乾燥が気になる部分があれば、重ね塗りをすることもおすすめします。

紫外線によって肌がヒリヒリしている場合は、スキンケア用品が悪影響になる可能性があるため、気になる方は低刺激なものに変えると良いでしょう。

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普段の生活で心がけること

夏の肌荒れを防止するためには、普段の生活でどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。 この項目では、肌に負担をかけない夏の過ごし方を紹介します。

紫外線対策をする

日焼けすることで肌は乾燥しやすくなるため、日常的に紫外線対策をすることが必要です。効果的な紫外線対策について、具体的にみていきましょう。

日焼け止めを塗る

夏は紫外線が強く、肌にダメージを与えやすいため、日焼け止めを塗ることが大切です。日焼け止めにはSPFやPAといった紫外線防止効果を表す指標があり、使うシーンに合わせて適したタイプのものを選ぶことをおすすめします。選び方のポイントは下記の通りです。

・日常生活で使用する場合は、SPF10~20、PA++程度
・アウトドアや屋外でのレジャーは、SPF20~40、PA++~+++程度
・マリンスポーツや炎天下でのレジャーは、SPF30~50+、PA+++~++++程度

また、日焼け止めは汗や衣類のこすれで落ちやすく、朝に塗っただけで一日中十分な効果は期待できません。夏は特に紫外線が強いため、2~3時間おきに塗り直すことをおすすめします。毎日の紫外線対策を習慣にして、夏の肌トラブルを防ぎましょう。

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日傘や帽子などを使う

夏は紫外線が強いため、できるだけ紫外線量が多くなる時間帯に外出するのは控えましょう。外出する予定があるときは、肌を直接紫外線にさらさないように工夫することが大切です。例えば、長袖や長ズボンなどの肌を隠す服装や、つばの広い帽子、日傘などを活用するのがおすすめです。

これらのアイテムを活用することで、紫外線の影響を軽減できるでしょう。手軽に取り入れられるため、通勤や通学、買い物などの短時間の外出でも紫外線カットに役立ちます。

また、UVカット機能のあるアイテムを選ぶのも効果的です。最近では、見た目もおしゃれで機能性の高いアイテムが販売されているので、ライフスタイルに合わせて紫外線対策グッズを取り入れてみるのも良いでしょう。

汗をかいたらすぐに拭き取る

汗をかいたらそのままにせず、すぐに拭き取りましょう。肌に付着した汗は、蒸発する際、熱と一緒に肌の水分も一緒に奪っていくからです。雑菌の繁殖やかゆみ、肌の乾燥を引き起こさないためにも、汗が肌についた状態を長引かせないことを意識しましょう。

軽い運動やスポーツ時はもちろん、普段の生活でもポケットティッシュや小さめのハンドタオルを持ち歩いていると、すぐに汗を拭き取れます。

汗拭きシートは製品の種類が多く、香りのあるタイプやメントール配合のものも多いので手軽に爽快感を得られます。しかし、アルコールが含まれているタイプの製品もあり、敏感肌の方やアルコールに過敏な方は注意が必要です。

肌にトラブルが起こりやすい方は、汗拭きシートのパッケージをよく確認し、アルコールフリーや低刺激と表示されている製品を選ぶのがおすすめです。

もしマスクをする場合は自分の肌に合ったものを選ぶ

感染症の終息に伴い、最近は夏にマスクを使用する機会も減ってきておりますが、もしマスクをする場合は、自分の肌に合った素材や形を選ぶことが大切です。マスクの素材にはさまざまな種類があり、豊富なラインナップの中から選べるようになりました。

刺激に敏感な肌の方は、肌にやさしいコットンやシルクなどがおすすめです。肌触りが柔らかく、蒸れにくいのが特徴となっています。

不織布マスクを使用する際は、ガーゼやコットンなどを間に挟み、皮膚に直接触れないようにするのがおすすめです。中に挟んだ素材が蒸れて湿ってきたらこまめに交換し、マスクの中を清潔な状態にキープしましょう。

どのようなマスクを選んだ場合でも、皮膚とマスクの間で摩擦が生じて皮膚のバリア機能が低下してしまいます。口元にマスクがあると、会話や移動の際に気になってしまいがちですが、触り過ぎたり必要以上に取り外ししたりするのは避けましょう。

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まとめ

夏は汗や紫外線などの外部刺激により肌が荒れやすい季節です。マスクの中も高温多湿になりやすいため、秋や冬には起こらなかった肌トラブルが生じやすくなるでしょう。原因に合わせて対処する必要があります。

紫外線対策や汗のこまめな拭き取り、正しいスキンケアなどを行い、肌を外部刺激から守ることが大切です。肌の水分と油分のバランスを整えて、暑い夏を健やかな肌で乗り越えましょう。

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