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白い肌をキープしよう!日焼け止めの正しい塗り方とNGな塗り方

白い肌をキープしよう!日焼け止めの正しい塗り方とNGな塗り方

普段から日焼け止めを塗っているのに日焼けしてしまう場合、塗り方に問題があるのかもしれません。この記事では、日焼け止めの正しい塗り方を部位別に紹介します。また、日焼け止めの効果を減少させてしまうNGな塗り方や、生活シーン別の日焼け止めの選び方についても紹介するので、日焼けでお悩みの方は参考にしてみてください。


この記事は約8分で読み終わります。

【部位別】日焼け止めの正しい塗り方


日焼け止めを塗る際は、塗るタイミングに気を配ることが大切です。

家にいても日焼けをするので、朝のスキンケア時に日焼け止めを塗っておきましょう。
なかには、お出かけ直前のタイミングで日焼け止めを塗るのが習慣になっている方もいるかもしれません。しかし、それだと肌に日焼け止めがきちんとなじんでおらず、洋服などがこすれて日焼け止めが落ちやすく、効果を十分に得られない可能性があります。
日焼け止めを化粧下地として塗っている方も、日焼け止めと化粧のもちを良くするため、少し時間をおいてファンデーションを塗ることをおすすめします。

また、日焼け止めは汗や水で流れてしまうため、こまめに塗り直すことが重要です。特に、夏の時期は汗で日焼け止めが流れやすく、汗をタオルで拭くこともあり、日焼け止めが落ちやすい状況にあります。

朝に塗った日焼け止めが午後にはほとんど残っていない、ムラになっているといったことがあるので、SPF値の高い日焼け止めを使っていても、こまめに塗り直すことが大切です。2~3時間おきを目安に塗り直しましょう。

塗り直す際は、肌表面の汚れと汗をティッシュなどでやさしく拭き取ります。海やプールで泳いだ後など肌が濡れているときは、肌表面の水分をしっかりと拭き取ってから塗り直しましょう。

肌を紫外線から守るには、日焼け止めを均一にムラなく塗ることが大切です。使う量が少ないとムラができやすいので、たっぷり手にとって、やさしく広げて塗りましょう。

ここからは、部位別に適切な日焼け止めの塗り方を紹介します。

日焼け止めをムラなく塗るには、5点置きして塗るのがおすすめです。適量(大きめのパール粒大くらい)の日焼け止めを手に取ったら、両頬、額、鼻、あごの5点に置きます。

そして、手のひらではなく中指や薬指を使い、顔の中心から外側に向かってていねいになじませましょう。塗り残しがないように、顔のすみずみまで塗ります。

日焼け止めは重ね塗りするとムラなく塗れて効果が持続するため、顔全体に塗ったら同量を手に取り、もう一度全体に塗りましょう。

特に、頬、額、鼻、あごは日焼けしやすく、日焼け止めが落ちやすい部位です。しっかりと重ね塗りして、紫外線から肌を守りましょう。

顔全体に日焼け止めを塗ったら、最後に両手のひらで顔全体を包み込むように、ゆっくりと押さえます。

髪の生え際、小鼻のわき、耳、フェイスラインなどは、塗り忘れやすい部位なので注意しましょう。

首元・デコルテ周辺

年齢が出やすい首元やデコルテも、しっかりと紫外線対策をしておきたい部位です。適量を手のひらにとり、日焼け止めを首筋にのせます。

親指以外の4本の指を使って、首筋からあごの下に向かって日焼け止めをなじませるように伸ばしていきましょう。

左右交互に一回ずつなでるようにして伸ばしたら、首~デコルテ全体にリンパの流れに沿ってなじませていきます。手のひらを使って、肩の後ろから反対側の首元まで左右交互に3回ずつ伸ばしましょう。

特に、首の後ろやうなじ、デコルテは日焼け止めを塗り忘れやすい部位なので、意識して塗りましょう。

ボディ

塗る範囲が広いボディは、日焼け止めを容器から直接肌の上に線状に出して塗るのがおすすめの塗り方です。量が少ないと塗りムラになりやすく、十分な効果が得られないので、日焼け止めはたっぷりと出しましょう。

その後、手のひら全体を使って、大きく円を描きながらやさしく広げていきます。均一にムラなくなじませることが大切です。

日焼けしやすい手の甲から腕の部分は、特に意識してしっかりと塗りましょう。一度全体を塗った後に、重ね塗りするのがおすすめです。

また、日中肌を露出する海水浴やプールなどでは、普段よりも多めに塗って、入念な日焼け対策を講じましょう。

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メイク時の日焼け止めの正しい塗り方


朝、メイクをするときに日焼け止めを塗る場合は、ベースメイクの基本にしたがって塗っていくのがポイントです。洗顔してから、化粧水、乳液、クリーム、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの順で進めましょう。

スキンケアをしっかりすると肌が整い、メイク崩れを防げます。メイクをしていると、ボディのように簡単に日焼け止めを塗り直しにくいため、最初にていねいに仕上げておくことが大切です。

なかには、化粧下地として使える日焼け止めもあります。保湿効果の高いものや化粧下地になるタイプの日焼け止めの場合、化粧下地を省略できて、忙しい朝のメイクの時短に役立つでしょう。

メイクをしているときに日焼け止めを塗り直す場合は、まずティッシュオフからはじめます。余計な油分が残っている肌の上から日焼け止めを重ねるのはNGです。ファンデーションがよれてメイクが崩れやすくなるので、やさしく押さえるように油分を取り除きましょう。

スプレータイプの日焼け止めなら、塗り直してもメイクがよれにくいのでおすすめです。

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日焼け止めの塗り残しが多いのはココ!

日焼け止めの塗り残しがあると、思わぬ場所が日焼けして真っ赤になってしまうときがあります。顔の中では、塗り残しやすい次の部位に注意しましょう。

【顔の中で塗り残しやすい部位】
・髪の生え際
・フェイスライン
・首の後ろ
・眉間
・まぶた
・小鼻
・耳
・唇


顔はていねいに塗っているつもりでも、髪の生え際や小鼻のように入り組んだ部位はどうしても塗り忘れが多くなりがちです。フェイスラインやまぶた、唇も盲点なので、日焼け止めを塗るときに塗り忘れないように意識しましょう。

首の後ろや耳は、普段のスキンケアでは意識しにくい場所です。しかし、実は直射日光が当たりやすい部位なので、長時間日差しが強い屋外に出かけるときはしっかり日焼け止めでガードしましょう。

ボディで塗り残しが多くなりがちなのは、次の部位です。

【ボディの中で塗り残しやすい部位】
・ひざ
・ひざの裏
・足の甲
・手の甲
・体の側面
・デコルテ
・背中


ボディの場合は、手が届きにくい場所、スキンケアで意識しにくい部位の塗り残しに注意が必要です。特に、襟元が開いた服を着る場合、デコルテや背中を塗り忘れないように意識しましょう。足の甲は、サンダルの日焼け跡ができてしまってから後悔しないように注意しましょう。

ボディは塗る面積が大きいため、シワのある部分は伸ばしながら、ていねいに日焼け止めを塗るのがポイントです。

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NGな日焼け止めの塗り方


日焼け止めを塗っていても、正しく塗らないと思うような効果が得られないことがあります。「日焼け止めを塗っていたのに、日焼けしてしまった…」そんなことが続くようなら、日焼け止めの塗り方を見直す必要があるかもしれません。

日焼け止めの効果を十分に得るためには、以下のNGな日焼け止めの塗り方を避けましょう。

NG1:保湿ケアせずに塗る

日焼け止めは、しっかり保湿した肌に塗ることが大切です。

乾燥した状態の肌に日焼け止めを塗ると、皮脂が過剰に分泌されて皮脂崩れの原因となることがあります。皮脂崩れが起きると、日焼け止めも皮脂と一緒に崩れ、隙間ができてしまうかもしれません。

せっかく朝からムラなく日焼け止めを塗っても、皮脂崩れによって日焼け止めが落ちてしまっては思うような効果は得られないでしょう。

また、乾燥した肌は、肌表面がカサついており、日焼け止めやメイクなどが均一につきにくい状態にあります。そんな肌の上に日焼け止めを塗っても、ムラになりやすく、時間が経つと肌から落ちてしまうかもしれません。

日焼け止めを塗る前には、化粧水や乳液などで肌をしっかりと保湿しておき、日焼け止めの効果を十分に得られるようにしておきましょう。

保湿ケアをしているのにメイクが崩れやすい、肌が乾燥するといった方は、保湿が不十分かもしれません。スキンケアの仕方を見直すなどして、十分に肌を保湿してから日焼け止めを塗ることをおすすめします。

NG2:量を減らす・薄くのばす

「ベタつくのがイヤだから」「たっぷり使うと、すぐになくなるから」といった理由で日焼け止めの使用量を減らすと、効果が薄れてしまいます。

日焼け止めによっては、少量でよく伸びるものもあります。伸びが良い商品だと少ない量でも広範囲に伸ばすことができ、適量よりも少量を使う傾向があるようです。ただし、伸びが良い=少量で日焼け止め効果が得られるとは限らないので注意しましょう。

せっかく日焼け止めを塗るのなら、しっかりと効果を得たいものです。日焼けしないためには、少量を薄く伸ばして使うのではなく、たっぷりの量を塗ることを意識しましょう。

NG3:手のひらですり合わせる

日焼け止めを塗る際、日焼け止めを手のひらで伸ばし、それを顔やボディ全体に塗る方もいるでしょう。しかし、実はこれもNGな塗り方です。

日焼け止めを手のひらですり合わせて塗ると、均一に塗ることが難しく、ムラになります。そのため、「日焼け止めを塗っていたのに、日焼けしてしまった」といったことになりやすいのです。

上記の「正しい塗り方」の部分で説明したように、日焼け止めは肌の上に直接のせて広げるのがムラなく塗るコツです。まとまった量を1カ所に置いて全体に広げようとするとムラになりやすいので、顔なら5点に置いて全体に、ボディなら線状に出して塗っていきましょう。

日焼け止めを肌に直接のせて塗る方法は、塗り忘れを防ぐ点からもおすすめです。

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【シーン別】日焼け止めの選び方

日焼け止めにはいろいろなタイプがあり、商品によってSPF値やPA値が異なります。数値が高いものを選んでおけば安心と感じる方もいるかもしれませんが、日焼け止めは生活シーンに合ったものを選ぶことが大切です。


日焼け止めに記載されているSPFはシミの原因となるUV-B(B紫外線)、PAはシワやたるみの原因となるUV-A(A紫外線)を防ぐ効果の高さを示す指標です。SPFの数値が高く、PAの+の数が多いほど、紫外線から肌を守る効果が高い日焼け止めということになります。

では、シーン別に日焼け止めの選び方をみていきましょう。

1:日常生活

近所を散歩したり、買い物に出かけたりといった日常の外出では、SPF・PAともに数値が低いもので構いません。SPF10~20、PA+~++の日焼け止めで十分な効果が期待できます。

注意したいのが、外出しないときでも紫外線対策は必要ということです。自宅にいても紫外線を浴びる機会はあります。

例えば、洗濯物を干したり、植木に水をやったりといったタイミングで外に出て、紫外線を浴びることがあるでしょう。また、紫外線は窓ガラスを通して室内にも入るので、外に一歩も出ずに過ごす日でも注意が必要です。

屋内で過ごすときも、日常の外出時と同程度の日焼け止めを塗って、紫外線対策を行いましょう。

2:夏・長時間の外出

屋外でのレジャーの際には、SPF20~40、PA++~+++程度の日焼け止めを使用すると良いです。

夏場の海や山など炎天下での外出をする際は、紫外線を防ぐ効果の高い日焼け止めを選びましょう。SPF40~50か50+、PA+++~++++の日焼け止めがおすすめです。
長時間外にいる場合も、同程度のSPF値、PA値の日焼け止めを選びましょう。

SPF値、PA値が高い日焼け止めでも、汗で流れたりタオルなどで拭き取ると落ちたりするので、こまめに塗り直すことが大切です。特に、海水浴などでは日焼け止めが落ちやすいため、泳いだ後は塗り直すことを意識しましょう。

激しい運動やマリンスポーツで外出する場合は、汗や水に強い「ウォータープルーフタイプ」の日焼け止めが便利です。とはいえ、ウォータープルーフタイプでもタオルや服にこすれて落ちてしまうこともあるため、2~3時間おきに塗り直しを忘れずに行いましょう。

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まとめ

どんなにこだわって日焼け止めを選んでも、正しい塗り方をしないと期待した効果は得られません。日焼け止めを塗るときは、以下の点に気を付けましょう。

・外出しない日も塗る
・均一にムラなく塗る
・たっぷり塗る
・こまめに塗り直す

顔や手の甲から腕にかけてなど日焼けしやすい部位は、重ね塗りするのがおすすめです。ていねいに塗って、肌を紫外線から守りましょう。

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