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子供の日焼けはどう防ぐ?対策のポイント&アフターケアを解説

子供の日焼けはどう防ぐ?対策のポイント&アフターケアを解説

ひと昔前は、日焼けした子供の肌は活発で健康的なイメージがありましたが、近年は必ずしもそうとは言えなくなっています。特に赤ちゃんや子供の肌は大人よりも敏感なため、日頃から紫外線対策を意識してあげることが大切です。
しかし、学校の行き帰りや部活、友達・家族との外遊びなど、外で過ごす時間が長い子供は日焼けする機会が少なくありません。帽子や長袖などで肌の露出を減らしたり、シーンに合った日焼け止めを選んだりしながら、適切な日焼け対策を行いましょう。
今回は、子供のための日焼け対策や日焼けをしてしまった場合の対処方法について紹介します。
記事公開日:2022年7月10日( 更新日:2026年6月8日 )


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日焼け対策が子供にとって重要な理由

日焼け対策は、今や老若男女問わず必要です。紫外線を浴びることで、体内でビタミンDを合成できるメリットが得られる反面、日焼けやシミ・しわなどの光老化(ひかりろうか)のデメリットもあります。

そのため、日焼け対策は子供の頃から始めても、「早すぎる」ということはありません。むしろ、子供の頃からきちんと対策することで、大人も安心してレジャーやショッピングに連れていけるでしょう。

ここでは、子供の日焼けにどのようなデメリットがあるのかを紹介します。

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日焼けは軽いやけどの一種

やけどというと、熱湯がかかったり熱い蒸気に触れたりすることでできるものを思い浮かべる方が多いでしょう。実際は、使い捨てカイロや湯たんぽを長時間同じ場所に当て続けてできる低温やけどや、化学薬品に触れることでできる化学やけどなど、種類も原因も多様です。

広義では、日焼けも軽いやけどの一種と言えます。日焼けは医学用語では「日光皮膚炎」と呼ばれ、そのほかのやけどと同様に早めの処置が必要です。日焼けの程度によって症状が異なるため、症状がひどい場合は皮膚科を受診した方がよいでしょう。

【日焼け(日光皮膚炎)の場合】

・軽度:日焼けした皮膚が赤くなる
・中程度:日焼けした皮膚のヒリヒリとした痛みや赤みが続く
・重度:日焼けした広範囲の皮膚のヒリヒリとした痛みや赤みが続く、水ぶくれ、発熱、倦怠感など

日焼けした肌は乾燥しており、デリケートな状態です。日焼けというとシミ・しわのリスクばかりを気にしてしまいがちですが、見た目以外にも大きな影響を与えます。例えば、皮膚のバリア機能の低下を招いてしまうため、子供も十分なケアをしなければ、肌にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

日焼けしたまま放置すると肌トラブルにつながることも…

日焼けしたまま放置することは、軽度のやけどを放置していることと同じです。バリア機能が低下して乾燥している日焼けした肌に適切なケアを行わず、そのままの状態で放置すれば、以下のような肌トラブルにつながります。

・炎症(患部が熱っぽくなる)
・かゆみ・ヒリヒリとした痛み
・水ぶくれ
・肌の乾燥・肌荒れ
・シミ(色素沈着)
・しわ・たるみ

子供の肌は、大人に比べて肌の水分量を保持する機能や皮脂腺が発達していないため、もともと乾燥しやすい特徴があります。皮脂分泌量が少ないうえに、日焼けによるバリア機能の低下が重なれば、いつも以上に肌トラブルを起こす可能性が高くなります。

また、はっきりとした肌荒れが起こらなくても、バリア機能の低下によってわずかな刺激にも敏感になることがあるため、注意してあげましょう。

 

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子供の日焼け対策

赤ちゃんや子供の肌は大人よりもデリケートなため、日差しの強い日は周りにいる大人が紫外線対策を意識してあげることが大切です。ここでは、肌が敏感な子供を守るための日焼け対策のコツを解説します。

注意したいポイント

子供の日焼け対策では、紫外線の強い時間帯や直射日光をできるだけ避けること、肌の露出を少なくすることが基本です。時間帯や場所、服装などに配慮しながら、子供の肌を守りましょう。

時間帯

1日の中でも、午前10時から午後2時頃は紫外線量が多くなりやすい時間帯です。赤ちゃんや子供と外出する場合は、この時間帯に長時間、屋外で過ごさないよう、出かける時間を調整するとよいでしょう。

特に春から夏にかけては紫外線が強くなりやすいため、外遊びやレジャーの予定を立てる際にも意識しておきたいポイントです。

場所

外で遊ぶときは、なるべく木陰や日陰など、直射日光を避けられる場所を選びましょう。公園やレジャー施設でも、日なたで長時間過ごさず、日陰を上手に利用して紫外線対策につなげましょう。

服装

子供の紫外線対策では、服装選びも重要なポイントです。帽子は顔まわりだけでなく、首元もカバーしやすい、つばの広いタイプを選ぶとよいでしょう。

衣類は長袖など、肌の露出が少ないものがおすすめです。長袖であっても通気性のよい素材を選べば、暑い時期でも比較的快適に過ごしやすくなります。

また、白や淡い色の服は熱を吸収しにくく、熱がこもりにくいとされるため、暑さ対策に適しています。紫外線対策としては、UVカット機能のついた衣服を選ぶのも良いでしょう。

日焼け止めの選び方

赤ちゃんや子供に使用する日焼け止めは、ベビー用や子供用と表示されているものがおすすめです。子供の肌はデリケートなため、大人向けの製品では刺激を感じる場合があります。

購入時には、低刺激性、アレルギーテスト済み、無香料、無着色などの表示も確認しておくとよいでしょう。これらは、比較的肌にやさしい製品が多いためです。ただし、そのような表示があってもすべての子供に皮ふ刺激が起きないわけではないので、注意が必要です。使用前に、腕の内側など皮膚の柔らかいところに少量試し塗りをして、お肌が赤くなる等の異常が出ないことを確かめてから使用することをおすすめします。

また、SPFやPAの数値は高ければいいというわけではありません。普段の散歩や買い物程度であれば、SPF10~20、PA+~++を目安にすると使いやすいでしょう。

一方で、海や山、長時間の屋外レジャーなどでは、SPF20~50+、PA++~++++を選ぶのがおすすめです。

さらに、海やプールでは汗や水で日焼け止めが落ちやすくなるため、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを選ぶと安心です。

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日焼け止めの塗り方

日焼け止めを塗る前に、まず保湿をして肌の状態を整えておきましょう。乾燥した肌は刺激を受けやすいため、日焼け止めに含まれる成分が負担になることがあります。先に保湿をしてバリア機能を整えてから使用することで、肌トラブルを防ぎやすくなります

十分な効果を得るために、日焼け止めは適量をムラなく広げることが大切です。顔に塗る場合は、額や鼻、頬、あごに少量ずつのせ、顔全体に均一に伸ばしていきます。目安としては、大きめのパール粒1個分程度の量を使うと塗り広げやすいでしょう。

また、塗り残しにも注意が必要です。首の後ろ、耳の後ろ、ひざの裏、足の甲、手の甲などは紫外線を浴びやすい一方で、塗り忘れやすい部分でもありますので忘れずに塗りましょう。

日焼け止めは、汗をかくと少しずつ落ちてしまいます。そのため、2~3時間を目安にこまめに塗り直しましょう。

さらに、使用後はきちんと洗い流すことも忘れてはいけません。子供用の日焼け止めには、石けんやボディソープで落とせるタイプも多くあります。ただし、製品によっては落としやすさが異なるため、事前にパッケージの表示を確認しておきましょう。

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子供が日焼けしたら、すみやかなアフターケアを

日焼けによる肌トラブルは、日焼け直後に現れるとは限りません。上記のように日焼けそのものではなく、肌の乾燥など間接的な原因によって後日現れる場合もあるためです。できる限り肌トラブルを防止するため、日焼け後に目立った症状が見られない場合も必ずアフターケアを行いましょう。

日焼け後に行うべきケアは、大きく分けて以下の2種類です。

・患部を冷やす
・保湿する


子供の日焼けに対しても、大人と同様に患部の冷却と保湿を行いましょう。ひどい痛みがある場合や水ぶくれができた場合は、皮膚科の受診をおすすめします。

具体的なアフターケアの方法

日焼けをしてしまったときは、早めにアフターケアを行いましょう。日焼けは軽いやけどと同じため、ケア方法にも注意が必要です。間違ったケア方法は、低下した皮膚のバリア機能に悪影響を与えたり、痕が残ったりする原因となるためです。

以下では、先に説明したふたつのケア方法「患部を冷やす」と「保湿する」について、詳細と注意点を紹介します。

1.冷やす

日焼けした肌は、熱を持っている状態です。まずは、肌のほてりを鎮めるため、しっかりと患部を冷やしましょう。

冷やすときは、肌を刺激しないようにやさしく冷やすことが大切です。例えば、以下の方法があります。

・流水で冷やす
・濡らしたタオルを当てる
・保冷剤や氷水を入れた氷のうを当てる


患部に流水をかけて、やさしく冷やす方法がおすすめですが、長時間は流水にさらせない部位(顔など)の日焼けには、冷たい水で濡らしたタオルを当てます。こまめにタオルを濡らして繰り返し当て続けることで、肌を冷やすことができます。

保冷剤や氷水を入れた氷のうを使うことも可能です。患部にダメージを与えないよう、保冷剤や氷のうを使用するときはタオルでくるみ、急激に冷やし過ぎないようにします。しかし、子供の場合は冷やし過ぎに気付かないことがあるため、この方法で冷やす場合は親が付き添ってあげて、十分に注意しながら冷やしてあげましょう。

また、日焼けが広範囲におよぶ場合は、冷たいシャワーを浴びる方法もおすすめです。シャワーを使用するときは、水の勢いは弱めにして、肌にやさしくかけるようにしましょう。

2.保湿する

しっかりと患部のほてりを鎮めた後は、肌を保湿します。日焼けの後は皮膚の水分が減っているため、いつも以上に入念な保湿ケアが必要です。

保湿ケアのポイントは、以下の通りです。

・日焼け止めをきちんと洗い流してから保湿する
・子供用や「敏感肌」「低刺激」の表示があるアイテムを選ぶ
・保湿剤を塗るときはこすらず、やさしく伸ばすように塗る


保湿の前に、きちんと日焼け止めを洗い流します。肌にダメージを与えないよう、洗浄料はしっかり泡立てて、やさしく手で洗いましょう。

次に保湿です。近年は、子供用や敏感肌用の保湿アイテムとして、ローションやジェル、クリームなど、さまざまなタイプが販売されています。子供の肌に合う、使いやすいタイプを選んであげましょう。

例えば、よく伸びて塗りやすいタイプ、塗った後にベタつかないタイプなどが挙げられます。また、ローションタイプは油分が少ないためさらっとした使用感で、ベタつきやすい頭皮などに向いています。反対にクリームタイプは油分が多く水分は控えめなため、乾燥しやすい部分に適しています。

さらに、配合成分で選ぶのもよいでしょう。保湿成分や炎症を抑える成分が入ったタイプがおすすめです。

また、日焼け後はいつも以上に皮膚の水分が減っています。いつもよりもしっかりと保湿をしましょう。

保湿剤を塗るときも、肌をこすらないように注意することが大切です。肌の数か所に点々と保湿剤を置き、やさしく伸ばすように塗りましょう。

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まとめ

日焼けした子供の肌には健康的なイメージがありますが、肌への影響を考えると日焼けしすぎないことが大切です。レジャーやショッピングなどシーンに合わせて日焼け止めを使い分けたり、帽子や衣服でカバーしたりしながら、紫外線対策を行いましょう。

汗をかいたときはこまめに塗り直すなど、きちんと日焼け対策をしてあげることで、ヒリヒリとした痛みや赤みから子供を守ることができます。子供用の日焼け止めを選ぶ際は、低刺激性、無香料、無着色など、肌へのやさしさにも配慮するとよいでしょう。

万が一日焼けしてしまった後は、早めに対処してあげましょう。患部の冷却はもちろん、しっかりと保湿ケアすることが重要です。近年は、子供の肌にやさしい保湿アイテムが多く販売されています。日焼け止めも保湿アイテムも、子供の肌に合うものを選んでケアしてあげてくださいね。

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