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足の健康にフットケアが重要な理由とは?セルフケアの方法についても紹介

足の健康にフットケアが重要な理由とは?セルフケアの方法についても紹介

フットケアを怠ると、かかとがガサガサしたりひび割れ部分から細菌に感染したりとさまざまなトラブルにつながります。足の健康を保つには、しっかりとケアを行うことが大切です。

本記事ではフットケアが重要な理由や、日々の生活に取り入れたい足のセルフマッサージの方法についてご紹介します。



この記事は約6分で読み終わります。

日頃のフットケアが重要な理由


毎日のスキンケアは大切だと感じていても、フットケアについては「特に意識したことがない」という方もいらっしゃるでしょう。

では、なぜフットケアをする必要があるのでしょうか。その理由について解説します。

足は日常生活に欠かせないパーツであるため

人間が生活するうえで大事な歩行を支えているのが足です。「歩く」という動作は普段の生活のなかで当たり前になっていますが、それは足の健康状態が保たれたうえで行えるものです。

歩行時には、足で全身の体重を支えなければなりません。足の状態が悪くなると全体重を支えることができなくなることから、歩行に支障をきたします。

スムーズに歩けなくなると、歩くこと自体が億劫になるほか、歩行時に転倒するリスクなども増え、生活の妨げになるでしょう。

こうしたことを考えると、フットケアをして足を健康に保つことが大事といえます。

足の異常に早く気づくため

フットケアが重要な別の理由として、定期的にケアを行うと足の異常に早く気がつける点も挙げられます。

下半身の血流が低下すると、傷を治すために必要な血液や酸素が行き渡りづらくなり、傷が治りにくくなります。また、免疫力の低下によって傷口から細菌に感染しやすくなるといったトラブルも生じます。また、神経障害などで感覚が鈍ると、足の傷などに気がつきにくくトラブルが重症化してしまうケースもあります。

足は目につきにくい部位なので、トラブルが生じていることに気がつかないことがあるものの、フットケアをしていれば、そうした異常に気がつききやすくなるでしょう。

万が一、足にトラブルが生じていても、早めに気がつけば重症化を防ぐことができる可能性があります。

 

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自宅でできるフットケア方法


足の健康をキープするため、また足の異常に早く気がつけるため、自宅でのフットケアを習慣にしましょう。

とはいえ、どのようにケアをすれば良いのかわからないという方のために、セルフでできるケアの方法を紹介します。

足の状態をしっかり観察する

足に何らかの異常がないか、毎日チェックしましょう。足の指1本1本、足の指の間、爪、かかとなどもしっかりとチェックします。

チェックポイントは以下のとおりです。

・傷やあざはないか
・タコや魚の目はできていないか
・水虫などがないか
・巻き爪や変形、変色などしていないか
・肌が乾燥していないか
・冷えやむくみがないか
・痛みやしびれはないか
・感覚のない部分はないか


これらの項目をチェックして、何らかの異常が足に見つかった場合は、すぐに医療機関に相談しましょう。

足を洗って清潔に保つ

足のトラブルは病原体の感染によるものが多いとされています。足を清潔にしていないと、病原体に感染しやすく、トラブルが生じやすくなるため、足を清潔に保つことを意識しましょう。

フットケアとして足を洗うタイミングは、夜がおすすめです。そうすれば、ホコリなどの汚れや足に付着した病原体を洗い流すことができます。

足を洗う際は、ボディソープや石けんなどの洗浄料をしっかりと泡立てて、ていねいに洗いましょう。ゴシゴシとこすると肌にダメージを与える要因となるので、こすらないように注意しながらやさしく洗います。

汚れや病原体の洗い残しがないように、指の間までしっかりと洗うのがポイントです。

また、バケツや大きめの洗面器にお湯を入れて足浴をするのもおすすめです。清潔に保つことを意識しましょう。

保湿剤を使って保湿ケアする

足を洗ったら、保湿ケアをして乾燥を防ぎましょう。足が乾燥すると、ひび割れの原因となります。

ひび割れが起きると見た目が良くないのはもちろん、痛みが生じ、歩行に支障が出ることがあります。また、ひび割れ部分から細菌などに感染する場合もあるため、日々のフットケアでしっかりと保湿することが大切です。

足を洗った後は清潔なタオルで水分をしっかりと拭き取り、保湿剤を塗って足を保湿しましょう。特にかかとは乾燥しやすいので、重ね塗りするなどしてていねいに保湿ケアを行いましょう。

また、肌の乾燥対策として保湿成分が配合された入浴剤を使うのも良いでしょう。ただし、長くお風呂に浸かると肌のうるおいが奪われて乾燥につながるため、長風呂には注意が必要です。

 

 



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フットケアに取り入れたいセルフマッサージ


足を清潔にし、しっかりと保湿ケアを行うことに加えて、セルフマッサージを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

むくみやすいひざ下のマッサージと、乾燥などのトラブルが生じやすいかかとのマッサージを紹介するので、実践してみてください。

ひざ下のマッサージ

デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢でいることが多いと、一日の終わりには足がむくんでパンパンになることがありますよね。

体のなかでも足は老廃物や余分な水分が溜まりやすく、むくみや冷えなどのトラブルに悩まされやすい部位です。むくみなどをそのままにしていると、足に脂肪がつきやすくなります。

そうしたトラブルの予防には、フットマッサージがおすすめです。

一日の終わりには足のマッサージを習慣にすると、老廃物や水分を排出しやすくなり、むくみ防止や基礎代謝向上などの効果が期待できます。

<ひざ下のマッサージ方法>
保湿クリームを用意して、椅子や床に座るなどの楽な体勢で行いましょう。

1.保湿クリームを人差し指の第二関節まで手にとる。(片足ひざ下分の量)
2.クリームを手のひらに伸ばす。
3.くるぶしに小さな円を描くようにしてクリームをなじませる。くるぶしは特に乾燥しやすい部位なので、忘れずにケアする。
4.両手を使って片側の足のすねやふくらはぎにまんべんなく伸ばす。クリームの白さがなくなるまで、マッサージするようにしてしっかりとなじませるのがポイント。
5..ひざの部分を手のひらで包み込むようにして、クリームをなじませる。
6..保湿クリームを同量手に取り、反対側の足も同様にマッサージする。

かかと・足指のマッサージ

かかとは、ひび割れしたり、ガサガサになったりとトラブルが起きやすい部位です。

その理由として、かかとは日常生活の中で摩擦を受けやすい部位であることが挙げられます。

また、足裏には皮脂腺がなく、皮膚の水分が蒸発しやすいため、乾燥を招きやすいです。そして、かかとの乾燥が進行すると、ひび割れなどのトラブルが起きやすくなります。

<かかと・足指のマッサージ方法>
保湿クリームを用意して、椅子や床に座るなどの楽な体勢で行いましょう。

1.保湿クリームを人差し指の第一関節まで取る。(片足分の量)
2.クリームを手のひらに伸ばす。
3. 両手で、足の裏・甲・指にクリームを伸ばす。特に足裏の側面は乾燥しやすいので、両手を使ってしっかりと塗り込む。
3. 足指1本1本によく刷り込んでマッサージする。
4.手のひらを使って念入りにかかとに塗り込む。
4.再度クリームを手に取り、反対側のかかとも同じように行う。


足の指を1本1本マッサージすることは、気温が下がり乾燥しやすくなる冬にはしもやけ対策につながります。

フットマッサージは、下記動画でご覧いただけます。

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まとめ

足の健康をキープするためのフットケアは、足で生じている異常にすぐに気づけるよう、日々のセルフケアがおすすめです。

足の状態をよく観察し、一日の終わりにはきちんと足を洗って清潔にすること、保湿ケアをしっかりと行うことを習慣にしましょう。また、足のトラブル防止のために、本記事で紹介したセルフマッサージも取り入れてみてください。

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