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乾燥肌の方がメイク崩れしやすい原因とは?スキンケアとベースメイクの基本を解説

乾燥肌の方がメイク崩れしやすい原因とは?スキンケアとベースメイクの基本を解説

メイク崩れは皮脂が多い肌に起きやすいイメージがありますが、実は乾燥肌でも同じように悩む方は多くいます。「崩れにくい」と書かれたファンデーションや下地を試しても、時間が経つと粉っぽさやヨレが気になる……そんな経験はありませんか。
今回は、乾燥肌の方がメイク崩れしやすい原因と、日常で取り入れられる対処法を解説します。スキンケアとベースメイクを見直して、しっとりと美しい仕上がりを長持ちさせましょう。
記事公開日:2025年12月11日


この記事は約6分で読み終わります。

乾燥肌の方がメイク崩れしやすい原因

「乾燥肌は皮脂が少ないからメイクは崩れにくい」と思われがちですが、実際には粉吹きやファンデーションの浮き、ヨレといった崩れが起こりやすい肌タイプです。乾燥肌特有のメイク崩れの主な原因をみていきましょう。

肌のバリア機能が低下している

私たちの肌には、外部刺激から肌を守りつつ内部の水分を保つ皮膚のバリア機能が備わっています。皮膚のバリア機能は、皮脂や天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質によって肌表面の角層がうるおいで満たされていることで正常に働きます。

しかし、洗いすぎや保湿不足、紫外線、摩擦などの刺激が加わるなどすると角層部分の水分が減少し、皮膚のバリア機能が低下して肌は乾燥しやすくなるのです。皮膚のバリア機能が低下した肌は水分が蒸発しやすく、表面がカサついたり、キメが乱れたりしてしまいます。

このような状態では、ファンデーションが肌に均一に密着しにくく、ムラが生じたりして、美しい仕上がりは期待できません。さらに、乾燥が進むと肌は失われたうるおいを補おうとして皮脂を過剰に分泌することがあります。その結果、テカリやヨレなどが生じ、メイク崩れが起こりやすくなります。

メイク用品が肌質に合っていない

ベースメイクに使用するアイテムは、肌質や肌の状態に合わせて選ぶことが大切です。乾燥肌でメイク崩れが気になる場合は、そもそも使っている下地やファンデーションが肌に合っていない可能性があります。

例えば、口コミや人気ランキングを参考にして「売れているから」という理由だけでメイク用品を選んでしまうと、自分の肌に必要な保湿力や質感と合わず、かえって乾燥や崩れを招くことがあります。

また、メイクが崩れやすいからと「崩れにくい」と表記されたものを選ぶ方もいますが、そうしたアイテムは汗や皮脂分泌の多い脂性肌向けの場合があります。乾燥肌の方が使うと、肌表面の水分をさらに奪ってしまい、粉っぽさや不自然な仕上がりにつながるので気を付けましょう。

肌質に合わないメイク用品や間違ったスキンケアを続けると、乾燥が進行し、よりメイクが崩れやすくなるため注意が必要です。

 

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【乾燥肌向け】基本のスキンケア

メイクをきれいに仕上げるためには、まず土台となる肌の状態を整えることが重要です。乾燥肌の方は、「洗顔」と「保湿」のそれぞれでポイントを押さえることで、うるおいを保ちながらメイクが崩れにくい肌に近づけることができます。

洗顔はこすらないでやさしく洗う

洗顔やクレンジングの際は、肌を強くこすらないように注意しましょう。使用量が少ないと摩擦が起きやすく、肌に負担がかかるため、パッケージに記載された適量を守ることが大切です。

洗顔料はしっかりと泡立てて、泡で肌を包み込むように洗います。手で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使うときめ細かな泡が作れます。

また、すすぐ際のお湯の温度はぬるま湯が基本です。熱いお湯は、肌に必要な皮脂まで洗い流し、乾燥をさらに進める原因になるため注意しましょう。乾燥肌の方は、敏感肌用や低刺激タイプの洗顔料やクレンジングを選ぶのがおすすめです。

洗顔したらすぐに保湿する

洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態のため、時間を置かずに保湿ケアを始めましょう。まず化粧水で水分を補い、その後に乳液でうるおいを閉じ込めます。

美容液を使う場合は、化粧水→美容液→乳液の順番が一般的ですが、導入美容液などは製品の使用方法に従いましょう。

また、化粧水・乳液・美容液の使用量が少ないと保湿が不十分になるため、適量を守ることが大切です。特に乾燥が気になる部分は、重ねづけするとうるおいキープにつながります。

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油分を含んだ保湿クリームを重ねる

乾燥肌は皮脂が少なく、水分やうるおい成分を保持しにくい傾向があります。化粧水で補った水分や、美容液・乳液で与えたうるおいを逃さないために、仕上げに油分を含む保湿クリームでフタをしましょう。

保湿クリームを塗るときは、肌をこすらずやさしくなじませるのがポイントです。額・両頬・鼻・あごに少量ずつ置いてから広げると、ムラなく伸ばしやすくなります。

ただし、クリームは使用量にも注意が必要です。少なすぎると摩擦が起きやすく、肌に負担がかかります。また、多すぎるとべたつきやテカリの原因になります。製品に記載されている適量を守ることが大切です。

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【乾燥肌向け】ベースメイクの基本

メイク崩れを防ぐには、肌質に合わせたベースメイクを行うことが大切です。乾燥肌の方におすすめしたいベースメイクの基本的な方法を解説します。

保湿成分を含んだ化粧下地を塗る

化粧下地には、肌の色ムラや凹凸、赤みなどを補正するものや、UVカット機能を備えたものなどさまざまなタイプがあります。乾燥肌の場合は、肌悩みに合った下地を選びながら、クリームタイプなどうるおいが続きやすい質感のものを選ぶのがおすすめです。

化粧下地で肌表面をなめらかに整えることで、ファンデーションが均一に密着しやすくなり、結果としてメイク崩れを防ぎやすくなります。乾燥肌のベースメイクでは、欠かせないステップといえるでしょう。

塗る際はパール粒大を手に取り、額・両頬・鼻・あごの5点に置いてから、顔の中心から外側に向かって薄く均一に伸ばします。目元や小鼻など細かい部分は、指の腹を使ってていねいになじませると、よりきれいに仕上がります。

保湿効果が高いリキッドファンデーションを使う

ファンデーションには「パウダータイプ」や「リキッドタイプ」などがありますが、乾燥肌の方には保湿力の高いリキッドファンデーションがおすすめです。リキッドファンデーションは水分や油分を含んでいるため、肌にしっとりとなじみやすく、乾燥による粉吹きを防ぎながら自然なツヤ感を演出できます。

塗るときは、パフやスポンジに適量を取り、目の下から頬にかけての広い部分からのせていきます。顔の中心から外側に向かって軽くおさえながら塗っていくがポイントです。こすらないように注意しつつ、やさしくなじませましょう。

両頬が塗り終わったら、額も同様にファンデーションをのせていき、鼻すじは上から下に向かって軽く仕上げます。目元など動きの多い部分は、ていねいに薄く塗るのがコツです。

フェイスパウダーで化粧崩れを防ぐ

リキッドファンデーションを塗った後はフェイスパウダーを重ねることで、ファンデーションを固定し、メイク崩れを防ぎやすくなります。

フェイスパウダーには「ルース(粉状)タイプ」と「プレスト(固形)タイプ」がありますが、乾燥肌にはふんわり軽く仕上がるルースタイプがおすすめです。

乾燥が気になる方は、マットに仕上がるタイプではなく、自然なツヤ感が出るものを選ぶと、うるおいのある印象に見せられます。パール入りのものは光を反射して、肌を明るく見せてくれるのでおすすめです。

塗る際はパフではなく、柔らかいブラシでふわっと薄くのせると、粉っぽさが出にくくなります。特にTゾーンなどテカリやすい部分を中心に、軽くのせるイメージで仕上げましょう。

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まとめ

乾燥肌でメイクが崩れやすい場合は、スキンケアの方法やメイク用品の選び方を見直すことが効果的です。まずは日々のスキンケアでしっかり保湿し、肌にうるおいを与えることが大切です。その上で、乾燥肌に適した化粧下地やリキッドファンデーション、フェイスパウダーを組み合わせることで、乾燥によるメイク崩れを防ぎやすくなります。

毎日のケアとベースメイクのちょっとした工夫で、仕上がりの印象は大きく変わります。自分の肌に合うアイテムと塗り方で、うるおいの続く、きれいなベースメイクを目指しましょう。

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