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花粉症を引き起こす植物とは?種類ごとの特徴と対策方法を解説

花粉症を引き起こす植物とは?種類ごとの特徴と対策方法を解説

「スギ花粉の時期じゃないのに鼻水やくしゃみが止まらない……」その症状は、もしかしたら花粉症かもしれません。花粉症というと「スギ花粉」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はそれ以外にも原因となる植物があります。

今回は、花粉症を引き起こす植物やそれぞれの特徴、対策方法などについて解説します。

記事公開日:2026年8月7日



この記事は約7分で読み終わります。

花粉症を引き起こす植物の種類

花粉症の原因となる植物はさまざまあり、それぞれ花粉の飛散時期や現れやすい症状などが異なります。

ここでは、花粉症を引き起こす植物の主な種類や特徴を解説します。自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

スギ花粉

スギは、日本における花粉症の代表的な植物です。北海道や沖縄など一部の地域を除いて全国的に広く分布しており、花粉症の原因として最も多いとされています。発症すると、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が現れます。

花粉の飛散時期は主に2~4月頃で、地域によって多少前後しますが、多くの場合3月頃にピークを迎えます。

また、スギ花粉は時間帯によっても飛散量が変わります。季節や天候によって異なりますが、お昼前後や日没後に増える傾向があります。

ヒノキ花粉

ヒノキはスギ花粉のピークよりも少し遅れて、3~5月頃に花粉の飛散量のピークを迎えます。症状は鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、スギ花粉症と非常によく似ているのが特徴です。

花粉が飛ぶ時期が近く、症状も共通しているため、実はヒノキ花粉症なのにスギ花粉症と思い込んでいる方も少なくありません。スギ花粉の飛散が落ち着いてからも症状が続く場合は、ヒノキ花粉症の可能性も疑ってみましょう。

なお、スギとヒノキの両方の花粉症を併発するケースもあります。両方を発症すると症状が重症化しやすい傾向があるため、花粉対策をしっかり行うことが大切です。

イネ花粉

イネ科の植物も花粉症の原因のひとつです。イネ花粉症を発症すると、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどのほか、皮膚のかゆみが現れることもあります。

また、小麦もイネ科の植物であるため、イネ科花粉にアレルギーのある方の中には、小麦アレルギーを発症する場合があると報告されています。肌の症状についても、花粉皮膚炎を起こしている可能性も考えられます。

イネ花粉の飛散量のピークは5~6月頃です。ただし、花粉症の原因となるイネ科の植物には、カモガヤやホソムギ、オオアワガエリなど多くの種類があるため、春~秋にかけていずれかのイネ花粉が飛散しているとされています。

シラカバ花粉

花粉症は地域によって原因植物が異なる場合があります。代表的なのが、北海道を中心に生育している「シラカバ」です。

北海道はスギやヒノキが少ないため、スギ花粉症やヒノキ花粉症になる方が少ない代わりに、シラカバ花粉症を発症する方が多いといわれています。

シラカバ花粉が飛散しやすいのは4~6月頃で、主な症状は鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどです。また、シラカバ花粉症になると、リンゴやサクランボなどのバラ科の果物に対するアレルギーが出やすくなるとされています。

ブタクサ花粉

ブタクサは、秋の花粉症の原因として知られている植物です。日本においては、スギ花粉症、ヒノキ花粉症の次にブタクサ花粉症が多いとされています。

ブタクサ花粉が飛散しやすいのは8~10月頃で、特に朝早い時間帯に風が強く吹いていると飛散しやすいため、出勤や散歩の際には花粉対策を徹底しましょう。

ブタクサは背が低く、離れていれば花粉を避けやすくなるため、道端や河川敷などの草むらに近づかないことも重要です。

ブタクサ花粉症の主な症状は鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどです。また、咳や喘息などの呼吸器症状が出る方もいます。

ヨモギ花粉

ヨモギはブタクサと同時期の8~10月頃に花粉を飛ばすのが特徴です。繁殖力が強く、道端や河川敷、空き地など、さまざまな場所に生育しています。ヨモギも背が低い植物であるため、花粉を避けるには近づかないことが大切です。

ヨモギ花粉症になると、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。また、皮膚のかゆみや喉の痛み、咳などの症状が出る場合もあります。

 

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日常生活でできる花粉対策

花粉による肌トラブルや不快感を防ぐには、できる限り体内に取り込む花粉の量を減らすことが重要です。ここでは日常生活で実践しやすい花粉対策を3つ紹介します。

外出時は帽子やマスクで花粉の付着を防ぐ

花粉症は、植物の花粉が目や鼻の粘膜に付着することで発症します。そのため、屋外に出るときにはメガネやマスクを着用し、花粉をブロックするのが有効です。マスクに隙間があると、そこから花粉が入ってきてしまうため、顔にフィットするものを選びましょう。

ちなみにマスクの素材には不織布、布、ウレタンなどがありますが、布やウレタンは織目が粗いため花粉を防げない場合があります。花粉対策なら、不織布が複数枚重ねられたフィルター機能付きのマスクを使うのがおすすめです。

髪の毛も花粉が付着しやすく、部屋に花粉を持ち込む原因になるため、できれば帽子も被るとよいでしょう。静電気が起こりにくく、織目が細かい素材の帽子や衣類を着用すると、より花粉が付着しづらくなります。

室内に花粉を持ちこまないようにする

メガネやマスクなどで花粉をブロックしても、花粉が室内に入ってくると、それが原因で花粉症の症状が出る場合があります。帰宅したら玄関に入る前に帽子や衣類、髪の毛から花粉を払い落とし、花粉を持ち込まないようにすることも重要です。

肌にも花粉がついている可能性があるため、手や顔など肌が露出している部位はぬるま湯で洗います。洗浄後にタオルでゴシゴシと強くこすると肌に負担がかかり、花粉の刺激を受けやすくなるため、柔らかなタオルでそっと水分を拭き取りましょう。

洗濯物や布団の外干しも、花粉が室内に入る原因です。花粉の時期はできるだけ外干しを避けましょう。どうしても外干しする必要がある場合は、取り込み時にしっかりと花粉を払い落とします。

空気清浄機を使う

空気清浄機も室内の花粉対策に役立ちます。花粉の飛散が落ち着くまでは24時間稼働させ、定期的にフィルターを清掃・交換して清潔を保ちましょう。

空気清浄機は製品ごとに機能が異なるため、花粉やホコリをキャッチできるフィルターを備えたものを選ぶのがおすすめです。

また、空気清浄機には卓上や壁掛けタイプもありますが、室内の花粉は床に落ちるため、床置きできるものを選ぶとよいでしょう。

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スキンケアでできる花粉対策

毎日のスキンケアを工夫することも、花粉対策の一環になります。

肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、花粉の刺激を受けやすくなるため、ていねいに保湿ケアを行いましょう。洗顔後は化粧水で水分を補い、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めます。

肌への負担を減らすためにも、洗顔後にタオルで強くこすったり、スキンケアの際にパッティングしたりするのは避けましょう。
外出前には保湿を徹底し、肌表面を整えておくことで、花粉による肌トラブルから肌を守ることも大切です。

花粉の時期、肌の赤みやかゆみ、湿疹などが現れた場合は花粉皮膚炎を起こしている可能性もあります。症状がひどい場合は、皮膚科への受診をおすすめします。

花粉による肌荒れについて詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください。
花粉による肌荒れはなぜ起こる?対策方法からメイクのポイントまで解説

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まとめ

代表的な「スギ」以外にも、ヒノキやブタクサ、ヨモギなど、さまざまな植物が花粉症の原因になり得ます。春以外の季節でも、鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどの症状が出た場合は、花粉症を疑ってみましょう。

また、花粉症の症状が現れたときは、花粉対策を徹底することが大切です。外出時はメガネやマスクを着用する、帰宅時に花粉を払い落とすなどして、花粉を取り込まないようにしましょう。

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